サッカーをしている時に「バチッ」とふくらはぎに衝撃があり、歩けなくなりました。
2日後に来院された時もまだ歩行がスムーズに出来ない状態でした。
目次
肉離れの症状
まずエコー検査をしてみると、通常は霜降り状の筋肉である右側のふくらはぎとは違い
広範囲に血腫があり、真っ白になっています(左の画像)。
筋繊維が炎症を起こし、硬くなるため歩くだけでも痛みます。
外から見ても出血している範囲が広いことが分かります。
肉離れの原因
疲労や加齢などで筋肉が硬いときに急激なダッシュやジャンプなどの運動をしたときに起きやすいです。
ストレッチなどで筋肉をほぐさずに急な動きをした時も発症するケースがあります。
肉離れの治療
病院などに行けば湿布を渡されて安静にするよう言われたり、テーピングをする場合もあります。
当院では安静にする期間は最小限に、固定はしない治療方針です。
エコー検査で注意深く症状を確認し、痛みの原因を取り除きます。
通常の動きができるようになれば、回復までの期間をストレス少なく過ごす事ができると共に早期回復を叶える事ができます。
患者さんのゴールは『サッカーができる事』でしたので通院してもらい、2週間で6回の施術を行いました。
重度の肉離れでしたが2週間でサッカーができるようになるのは、かなり早い回復です。