治療– Therapy –

咄嗟にとった動作で起こることが多い症状です。
正常なふくらはぎの筋肉の断面図は牛肉の霜降りとよく似ています。
痛めた筋肉が大きく腫れ上がり筋繊維が切れて白く映っています。
筋肉の腫れている状態をリアルタイムで検査できるのもエコー検査の特徴です。
安静は最小限に、硬くなった筋膜を緩める治療により痛みを取り除くと足が動かせるようになります。固定をしないため、筋力低下を防ぎ早期回復をしました。

足首捻挫で外くるぶしの靭帯損傷と剥離骨折を併発しています。
赤枠内中央の白線の途切れた箇所が関節になります。
その上に剥離した骨片が白く写っており、靭帯と骨の間が大きく開き腫れている事がわかります。レントゲンでは、わかりにくい骨折でもエコー検査では鮮明に確認できます。
骨折治療器と筋膜治療により早期回復しました。

バスケットをしていて繰り返し、シュート練習を行ったことで摩擦負荷が起こります。炎症を起こし肩の腱が丸く腫れあがっているのがよくわかります。
痛みの正体がわかる事により的確な治療計画を立てることが早期回復につながる第一歩です。

赤枠内の白線が途切れている所が指の第２関節です。第二関節の手のひら側が腫れているのがわかります。
小さな患部でも詳細に状態を把握できるため適切な治療ができ、わずか１週間で復帰した例です。

足のつけ根（股関節の前）の裂離（れつり）骨折。
白線の間隔が大きく引き離されています。成長期に起こることが特徴です。
復帰までに１ヶ月半。その間に筋力を落とさないように運動指導を行い、骨折が治癒したタイミングで即復帰できた症例です。

成長期に起こりやすい野球ひじの原因は剥離骨折と靭帯が伸びているケースが考えられます。この症例は剥離骨折です。小さく剥がれた骨が赤枠内に山の形になって写っています。
骨折治療器を併用し、早期回復をしました。安静は最低限に患部以外の運動・ストレッチ指導を行い、さらに正しい投げ方を理解してもらい、再発防止を徹底しています。

赤ちゃんを1日に何度も抱きかかえる動作により負傷。
腱鞘炎（ドケルバン病）とも言います。
赤枠内に血液反応（赤い点）が出ています。白い骨の上部分が黒く腫れている事がわかります。
患部を特定し治療を行うとともに赤ちゃんの抱き方指導を行い再発防止を徹底しています。

病院で変形性膝関節症と診断され、ヒアルロン酸注射を打ち、一時的に緩和しても痛みが繰り返し起こっていました。
エコー検査でも赤枠内の骨の変形が分かります。
実は痛みの原因は骨の変形ではなく、膝まわりの組織が固まる事により起こります。手技により組織を緩める事で痛みを取り除く事ができます。繰り返す膝の痛みの治療は、こう接骨院が最も得意としています。