野球をしている30代の男性。走塁をした時に太ももに「バチッ」と激痛が走り
肉離れを発症。数週間後、完治したと思って野球を再開したらまた肉離れを起こし来院されました。
肉離れは、治りきっていないまま動かしてしまうと再発するケースが多いです。
正しく治療を行えば早期回復が見込めます。通常3〜5週間かかる肉離れですが今回は2週間・2回の治療で全力でバットを振ったり走ったりできるようになりました。
後半に動画でビフォーアフターを記録しています。ぜひ最後までご覧ください。
肉離れの症状
前屈をしたり、走ったり、バットを振ると太ももの裏側が痛みました。
問診の際にはベットに横になり、足を上げる動作を確認。正常な左足は
天井に向かって真っ直ぐ上がりますが、負傷側は45度ぐらいまでしか上がりません。
肉離れの原因
エコーで検査をしたところ、筋肉が断裂を起こし癒着が起きていました。
ダッシュやジャンプなどの急激な動作で筋肉が過度に伸びると、筋繊維や筋膜が損傷または断裂し肉離れを引き起こします。
また十分なウォーミングアップを行わず筋肉が冷えた状態で運動を始めると、柔軟性が低下し肉離れのリスクが高まります。
さらにアスリートに多いのが筋肉疲労です。筋肉が疲労した状態では、筋肉が硬くなるため、急激な動作で肉離れを起こしやすくなります。
肉離れの治療
1回目は、硬くなった筋肉と癒着した筋膜を手技でほぐし柔らかくしていきます。
さらに痛みの原因である血流の悪化を電気治療器を使って改善していき、回復を早めます。
太ももの裏の痛みを取り除く事はできましたが、まだ外から見えない筋繊維は傷ついていますのでセルフケア方法をお伝えして2週間後に来てもらいました。
施術で良くなった部位も扱い次第で、また固まってしまいます。
毎日治療に通えれば、もちろん早く回復するのですが費用も時間もかかります。負担を減らすため当院ではセルフケアを組み合わせています。
正しいセルフケアを行って、良い状態を継続できれば充分に早期回復が可能となります。
2週間後、施術すると少し残っていた痛みがなくなりました。
念の為、全力で走ったりバットを振ってもらいましたが問題がないため2回で終了となりました。
肉離れを発症したら早めの治療がおすすめです。ご予約・ご相談は公式LINEからお気軽にどうぞ。
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