バレーボールを頑張る小学6年生。
2ヶ月前に病院で「オスグッド病」と診断を受けました。
リハビリに通っても、全く痛みが消えず。
近所の整骨院に変えても、やはり足に負担をかけると痛み、
バレーボールの練習を休まざるを得ない状況が続いていました。
知人から当院を紹介されて、1時間の道のりをわざわざ来院してくれました。
オスグッド病の症状
深く足を曲げようとすると膝のお皿の下に出来た出っ張りが痛みます。
特にジャンプやダッシュ、キックなどの動きをするときに痛みが出やすく
スポーツをしている小中学生男子に多い疾患です。
急性の怪我ではないため、練習を休む判断基準が難しく痛みを抱えたままスポーツを行う選手が多いようです。
オスグッド病の原因
エコー検査では膝のお皿の下にある膝蓋腱(しつがいけん)に炎症があり、硬くなっていました。
骨が盛り上がり、さらに骨膜(こつまく)が分厚く硬くなるため痛みを感じます。
成長期には急激に骨が伸びて身長が伸びますが、腱や筋などがその成長について来られない場合があります。
成長期の身体のアンバランスとスポーツによる膝の使いすぎにより発症します。
そしてこの患者さんは問診を進めていくと別の原因を併発している事が分かりました。
オスグッド病の治療
当院では患部に直接アプローチを行います。
硬くなった膝蓋腱(しつがいけん)、硬くなった骨膜(こつまく)を柔らかくする治療をしました。
治療後の動きを確認すると膝が深く折り曲がるようにはなったのですが、まだ痛みが残っています。
通常オスグッドならこれで良くなリます。しかしまだ痛むという事は別の部位にも原因があります。
さらに、探っていくと骨と膝蓋腱(しつがいけん)の摩擦を防ぐためのクッションの役割をする滑液包(かつえきほう)というものがあるのですが、ここに強い摩擦が起こり、痛みを起こしていたのです。
摩擦を解除する当院独自の治療を行なったところ、痛みがなくなり深く膝を曲げられるようになりました。
動画には患者さんの生の声が入っています。
一般的にオスグッドの治療はアイシング・ストレッチ・リハビリを時間をかけて行う事が多いです。
当院では痛みの原因を特定して、ダイレクトに治療を行います。
2ヶ月リハビリをやってきて変わらなかったオスグッドが3日間・2回の治療で片足ジャンプができるまでに回復しました。
スポーツを頑張る小中学生選手にとって、1ヶ月・2ヶ月の遅れは大人以上に大きなものです。
オスグッド病が改善せず悩んでいる方はお気軽に公式LINEへお問い合わせください。
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