バレーボール部に所属する小学6年生。
2日前の部活中にブロックをした時に指を負傷。バレーボールやバスケットボールをしていると突き指は日常茶飯事では?
しかし、2日経っても内出血と腫れがおさまらず、日常生活にも支障が出るほどです。
バレーボールは当然できる状態ではなく、早く復帰を目指したいと来院されました。
突き指の症状
重度の突き指の場合、ひどいと骨折している事もあるのですがエコー検査の結果、骨に異常はナシ。
靱帯(じんたい)や腱(けん)に損傷があったり脱臼をしている事がありますが、今回は手のひらの腱が損傷を受けていました。
靱帯(じんたい)や腱(けん)には血管が走っていて、損傷を受けると出血して腫れや内出血を起こします。
今回は損傷の度合いが大きかったので手のひらから指の方まで出血が広がって、内出血が起きて硬くなっていました。
硬い部位が広いので指を曲げたり、伸ばしたり、反らしたりが出来ないのです。
突き指の治療
手の指は様々な動作ができるので複雑な作りになっています。
注意深く、特別な手技で硬くなった患部を柔らかく元の状態に戻しました。
腫れていない軽い場合は安静にすれば自然治癒力で1週間ぐらいで改善することもあります。
腫れている突き指にテーピングでは、そもそも固まっている指周辺をさらに固めてしまうため、指の曲げ伸ばしに支障が出たりと後遺症が残るケースがあります。内出血や腫れを伴う突き指の場合は専門家への相談をお勧めします。
今回は1回目の治療で、ある程度の痛みはなくなりました。まだ動かしにくいところがあったので2日後に再来院。
2回目の施術で、指にかなりの負荷をかけても痛みがないほど改善しました。
早くバレー部の活動に復帰したいという目標があったので、3日で実現ができて良かったです。
治療前と治療後を動画にしました。どれぐらい改善したのかは動画でお確かめください。
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