自宅で転倒し、上腕骨(肩)を骨折。
手術を余儀なくされたものの、手術は成功し リハビリに励んできたけれど
9ヶ月経っても 腕が上がらず、手首も自由に動きません。
肩の専門医に相談してもリハビリを頑張るしかないと言われ、途方に暮れていたところ
娘さんが当院を探して下さりワラをもすがる思いで来院されました。
肩の骨折9ヶ月後の症状
肩の骨折自体の手術は成功していて、骨には全く異常はありません。
腕を上げてもらうと肩と同じ高さにしか
上がりません。
背中に腕を回す事もできず、これでは洋服の着替えさえスムーズにできず、日常生活に支障が出るでしょう。
肩だけでなく手首も動きが悪くなっていて手に体重をかけられず、指も思うように曲がりません。
肩の骨折9ヶ月後の原因
骨折は完治しているのに、なぜこのような症状が起きるのでしょう?
骨折による出血、手術による筋肉の切開により、肩まわりの筋肉は強く固まります。
固定期間が長くなると、動かさない肩部分は血流が悪くなっていきます。
その結果、心臓から遠い手首や指に血が通わずむくんでしまいます。
むくむと、さらに血流が悪くなるので筋肉や腱が固まり動かしづらくなるという悪循環。
人間の身体は全てが連動していることが良くわかります。
肩の骨折9ヶ月後の治療
硬くなった肩まわりの筋肉、手首や指周辺の腱や筋肉を
当院独自の手技で電気治療で柔らかくしていきます。
肩を動かさなくなって約9ヶ月という長期間をかけてかたまっているので
最初の3ヶ月は週に2回・その後週に1回通っていただき約4ヶ月で日常の動作に
問題がないほどに回復。
患者さんは三重県から当院のある滋賀県まで通うのは大変だったと思います。
遠方でも諦めずに通い続けてもらったので、私も精一杯向き合いました。
なぜ、病院では改善しなかったのか?
この状態は傷がある訳でもないし、 折れてもないし、切れてもいないので
病院では治療のしようがありません。
筋肉や腱や神経の治療は、当院の得意とするところです。
この患者さんは70歳代ですので、人によっては 年齢のせいで改善しないんじゃないかと
言われる事もあるかもしれません。 適切な治療で人の身体は何歳でも変えられます。
日常生活に支障のある痛みが長引いているのに あきらめていませんか?
お困りの方はご相談ください。
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