3ヶ月前に整形外科で棚障害の膝の手術を受けたバスケットボール選手。
手術は成功。棚障害による痛みは無くなったものの「膝を曲げる」・「走る」
という動作をすると膝の内側が痛み、思うようにスポーツができない。
3ヶ月程度、様子を見れば良くなると聞いていたのに一向に痛みが消えず
不安になってインターネットで情報を集めている時に当院を見つけてくれました。
棚障害(タナ障害・膝たな障害)
棚障害とは膝のやや内側あたりにある「滑膜ヒダ」が歩行やスポーツをする際に痛む事を言います。
激しいスポーツなどで過剰に負荷がかかると痛みが出る場合があり、ひどくなると手術をする事があります。
手術は関節鏡と呼ばれる細い筒状のカメラを使い身体の負担は少ないです。
症状
足を曲げる・走るなどの動作で左膝の内側が痛み、日常生活に支障が出ていました。
バスケットボールのような激しい運動はできません。
棚障害の原因は手術で取り除かれ、治癒しているのになぜ3ヶ月経っても痛みが続くのか?
病院では異常が見つからず、時間で解決もならず辛い状況でした。
原因
問診をしてみると、手術の時に内視鏡(関節鏡)を入れた傷口あたりが痛むことがわかりました。
棚障害は身体の負担を減らすため内視鏡(関節鏡)手術が一般的です。
その際、筋膜を貫通させるのですが傷がついた筋膜は身体を守るため硬くなります。
硬くなった筋膜が神経にあたり痛みを生じます。これが原因だったのです。
治療
当院独自の筋膜治療と電気治療を組み合わせて、1回目でほとんど痛みが取れました。
しかし、バスケットボールを全力でできる事がゴールでしたので
セルフケアの方法をお伝えし、さらに治療を続けます。
結果、2週間3回の治療でダッシュをしても痛みがなくなりました。
今回の症例と似ているものとして
・整形外科での手術は成功している
・骨折して、骨はくっついている
なのにその周辺がずっと痛いまま。こういう方が意外と多いような気がしています。
身体は異常があれば痛みで伝えてきます。
当院ではその声を聞くことができ、痛みの原因を優しく取り除きます。
心当たりのある方は気軽に公式LINEまでお問い合わせください。
痛みで走る事が出来なかった患者さんですが、バスケットコートを猛ダッシュしている様子はこちらです。
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