大学1回生のアメフト選手。
練習中のダッシュで、「ブチっ」という断裂音と共に激痛と熱を感じたそうです。
すぐにチームドクターを受診してMRIで検査したところ1ヶ月安静にして、
全治2ヶ月。重度の肉離れと診断を受けました。
チームメイトが肉離れの再発を繰り返すのを見て、病院ではなく当院へ。
肉離れの症状
来院時は足を引きずって来られました。
ベッドに仰向けになってもらい、足は5cmぐらいしか上がりません。
相当な筋繊維が断裂しているので、中で出血をしているようです。
太もも裏には後日、内出血が出てきました。(右側の太もも裏。)
肉離れは筋断裂の時に出血した血液が数日経ってから、皮膚表面に出てくる事がよくあります。
また負傷時に患部が熱くなるのは血液が漏れ出ているからです。
足を上げることも、スクワットのように座る動作も難しい状態でした。
肉離れの治療
太もも内で出血を起こした血液は患部以外にも巡り、癒着を起こしていきます。
今回の症例は、出血量が多く、肉離れした箇所以外にも血液が廻り、広範囲に癒着していました。
癒着は筋肉を硬くしてしまうので、当院独自の手技と電気治療で改善させました。
1回の治療で足が上がるようになっていますが、まだスポーツができる段階ではありません。
治療後は一旦、動きが良くなりますがそのまま動かさないとまた筋肉が固まります。
毎日行ってもらいたいセルフケア方法をお伝えし、1日目の治療は終了。
負傷時にストレッチは禁止ですがセルフケアは重要です。
途中コロナ感染により1週間、来院出来ない期間がありましたが、
3週間で計5回の治療を行いました。
60kgの負荷をかけたスクワットも問題なくなり、筋トレができる状態になったところで治療終了。
チームドクターは1ヶ月は安静に、全治2ヶ月という診断でしたが、積極的な治療で早期回復となりました。
見た目は4回生並みの恵まれた体格のアメフト選手。
自分の身体と丁寧に向き合っている事が、治療中も伝わってきました。
これからのご活躍を応援しています!
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