今回は久しぶりにパーソナルトレーニングについて書いてみました。
接骨院ですが、パーソナルトレーニングジムを併設しています。
元々はジュニア向けに「怪我をしない身体づくり・体幹を鍛えて当たりを強くする」
を目的にグループトレーニングを行なっていました。
そのうち、本気で勝ちにこだわる選手たちからの要望でパーソナルトレーニングもしています。
もちろん、接骨院ですから身体を正しく使えるようにするトレーニングもやっております。
今回は水泳選手の事例をご紹介します。
数秒を縮めたい水泳選手
20代のクロールが専門の水泳選手です。
自分で出来ることはやり切った。
更にタイムを伸ばしたいと、当院のパーソナルトレーニングに通う事になりました。
タイムが上がらない原因はこれだった
トレーニングでは体の使い方を、細かく見ていきます。
クロールをする動作を再現しながら、動きを見ると
最初は良いのですが疲れてくると左の肩甲骨が微妙に上がってきます。
(動画でスロー再生にして分かりやすく矢印をつけています)
水をかくときには、肩甲骨の固定が必要になりますが疲れてくると固定できなくなり、水をうまくとらえられなくなります。
本人に「右の手と左の手で感覚の違いはありますか?」と聞くと、やはり左腕は力が入りづらい感覚があるとの事でした。
ほんのちょっとしたクセですが、これを見逃していると、どんなに全身の筋トレをしたところで改善しません。
現在は肩甲骨を固定できるように地上で出来るトレーニングをしています。
ここまでのレベルになるとトレーニングはごく小さな違和感を1つずつクリアして数秒を詰めていく繊細な作業になります。
治療家だから、小さな癖を見極めるのが得意です。その人が持っているパワーを逃さず全投入できるカラダ作り。
こう接骨院では、あなたの身体の癖を見抜き効率良くパフォーマンスを上げるお手伝いをします。