バスケットボール部の中学生。
1カ月前からひざに違和感があり、1週間前に痛みが強くなり安静にしても痛みが改善せず、来院されました。
本人も付き添いで来られたお父さんも「オスグッド(成長痛)」と思われてたのですが、エコー検査と問診の結果「ジャンパー膝」の症状でした。
具体的にはしゃがんだり、踏み込む動作でひざの下に痛みがありました。
押さえると痛いのも特徴です。
しゃがむ事ができず、クラブ活動も3日間休んでいるとの事。スポーツを頑張る人にとって、動けないのはつらいですね。
目次
ジャンパー膝の原因
ジャンパー膝は、名前の通りジャンプの着地や切り返しの動作で、膝のお皿の下にある膝蓋腱(しつがいけん)に繰り返し引っ張られる力が生じることにより、痛みます。特に、スポーツや身体活動でひざを反復的に使うことが原因となります。
ひざの部分が痛くなるのはオスグッドと症状が似ていて、特に成長期のお子様の場合は自己診断で間違う事もあるでしょう。
ジャンパー膝の治療
太ももの大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と膝蓋腱(しつがいけん)は繋がっていますので、どちらも当院独自のアプローチ方法で緩めていきます。
結果、1回の治療で痛みは改善しました。
痛みが軽減した様子を動画でご確認ください。