バレーボールを頑張る中学1年生。
1年前から左膝に痛みがあったけれど我慢しながら練習をしていました。
最近になり、痛みが激しくなったとのこと。
目次
オスグッドの症状
屈伸をしてもらうと、ほとんど膝が曲がりません。
膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)の下の骨の出っ張り部分が痛み、触れるだけで激痛が走り、典型的なオスグッド(成長痛)でした。これはつらいです。
オスグッド(膝が痛い)原因
ジャンプなど着地動作を繰り返す事により、膝の腱(けん)や骨膜(こつまく)に引っ張る力が生じ、腱(けん)が炎症を起こすことがあります。
炎症を起こすと、腱(けん)や骨膜(こつまく)が硬くなります。
硬くなった腱(けん)が膝を曲げた時に引っ張られたり、骨と摩擦を起こして痛みます。
オスグッドの治療
まずは硬くなった腱や骨膜を柔らかくする当院独自の手技治療と電気治療を行います。
電気は当て方に技術と経験が必要です。
太もものマッサージやストレッチも多少の効果はあるものの、これだけでは全く良くなりません。
整形外科などでは安静にするようにと言われる事が多いようです。しかし安静にしても、また練習を始めると痛くなります。当院を受診される患者さんに多いパターンです。
根本的な治療をして、当院がお伝えするセルフケアをすれば、スポーツをしながら改善できますよ。
1週間で改善した症例です。